おすすめラノベ200選
いろんなラノベを紹介していきます。
個人的に良かったと思ったものをタイトルと一言二言コメント付きで。
なるべく長くならないようにしていきます。長くならないように(前フリ)
全然終わらないので、途中だけど公開してしまいます。
ちょっとずつ書き進められたら良いなあ。
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2016年1月9日11時更新
AHEADの時代。いろいろと要素がありすぎてどこから説明したら良いか分からない。まロい。設定も膨大なので、読むときは己の想像力を限界まで酷使しよう。なお、1巻〈上〉の序章が初見だと一番読みにくい。
「都市シリーズ」
CITYの時代。架空都市倫敦。機甲都市伯林。風水街都香港。奏(騒)楽都市OSAKA。閉鎖都市巴里。電詞都市DT。創雅都市S.F。矛盾都市TOKYO。などの各都市を舞台に色々とやっている面々を描いた話。それぞれの話は一応独立しててどこからでも読める。
青春。恋愛。夢のためにがんばる若者がさくら荘を舞台に描いた話。タイトルと自分じゃパンツもはけない天才美少女、なんていうキャッチコピーからはイロモノと思われがちだが、青春ド直球の作品。挫折あり、笑いあり、感動ありの青春小説。
オタク。ラブコメ。妹モノ。妹のオタク趣味を兄貴が発見し・・・・・・というところから始まり、毎回兄貴が体を張っていろいろ解決する話。魅力的なヒロインが数多く登場し、当時は誰とくっつくのかとなにかと話題になった。
「狼と香辛料」
経済。獣耳。しっぽ。行商人ロレンスと豊穣の狼の化身ホロが旅する中世異世界ファンタジー。ファンタジーと言っても魔法などは出てこず。というか商人の方がよっぽど魔法使い。
青春。ラブコメ。感動。死にかけの女の子を助けるため寿命の半分を渡すと悪魔と契約したら、主人公の体を主人公の精神と女の子の精神が1日ごとに入れ替わることに。前半はその入れ替わりをコミカルに描きつつも、後半に行くに従いシリアス度も増していく。
「神様のメモ帳」
安楽椅子探偵。詐欺師。ニートティーンストーリー。NEET探偵事務所のアリスがニート探偵団とともに事件を解決していく話。アリスの推理と主人公鳴海の詐欺が炸裂する。
「エスケヱプ・スピヰド」
バトル。近未来。サイボーグ。戦争が終結し、その戦争で大活躍した超兵器「鬼虫」が20年後に目覚め、新たな戦いに身を投じていく。その世界観、その戦闘描写の完成度は高い。そして全体的に男臭い。
「タイムリープ」
時間SF。タイトルの名通り、タイムリープもの。洗練され無駄のない文章によって紡がれる。だんだんとタイムリープのなぞが解かれていくさまにページをくる手が止まらなくなる。
「アリソンシリーズ」
飛行機、一つの大陸に二つの言語。戦争。射撃。「アリソン」「リリアとトレイズ」「メグとセロン」「一つの大陸の物語〜アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他〜」綺麗に伏線を回収してくれる爽快感。「アリソン」から「リリアとトレイズ」へと世代も変わり、一つの世界の一つの時代を描いた傑作。
「猫の地球儀」
SF。猫。ロボット。宇宙。バトル。天才。禁忌。本編には人間は出てこず、猫とロボットだけが登場する。禁忌である地球儀行きを目指すスカイウォーカー・幽と最強を目指すスパイラルダイバー・焰の話。
「VS!!」
ヒーローもの。悪の組織。ヒーローものにおける悪の組織のザコ戦闘員にだって意地がある! ザコ戦闘員が策略をもってヒーローと戦う話。
「灼眼のシャナ」
バトル。恋愛。異能。痛快娯楽アクション小説。緻密な世界観設定に基づいた展開。随所にちりばめられた伏線をことごとく回収していく。主人公の成長の物語であり、ヒロインの成長の物語。
「断章のグリム」
童話。ゴスロリ。異能。ホラー。ギチギチ。自傷。異能ものであり、童話を扱ったメルヘンなもの・・・・・・にはこの作者なら当然ならない。一般かされた童話から隠された残虐な面を全面に押し出した結果、生み出されたものは間違いなくホラーであった。ヒロインはゴスロリの以上を着て、カッターナイフで手首を切り、炎を操る、ツンデレヒロインの最高峰の1人。
「電波女と青春男」
青春。電波。恋愛。布団にぐるぐる巻きになっている自称・宇宙人の主人公のイトコ(ヒロイン)と他の面々と青春する話。
「れでぃ×ばと!」
ラブコメ。エロコメ(イラストの責任大)。お嬢様学校にある執事・メイド養成コースに入ることになった、見た目チンンピラな主人公。金髪お嬢様、幼馴染みの腹黒ヒロイン、ドジッ娘メイド、男装執事などこれでもかとお約束を詰め込んだ作品。
「ほうかご百物語」
妖怪。獣耳。しっぽ。1巻から夫婦のごとき主人公とヒロイン(イタチの妖怪)。徹底したハッピーエンドによる圧倒的安心感。いたちさんかわいい。
「イリヤの空、UFOの夏」
SF。青春。夏。UFO。中学生が直面するには重すぎる現実。6月24日は全世界的にUFOの日である。
「連射王」
FORTHの時代。シューティングゲーム及びそれに挑戦するゲーマーの話。
「ミミズクと夜の王」
恋愛。1巻完結。奴隷と魔物。挿絵のないラノベらしからぬ異色作。少女が魔物に食べられようとする話。
「MAMA」
親子。1巻完結。 孤独な人喰いの魔物と、彼のママになろうとした少女の、儚くも愛しい歪んだ愛の物語。
「雪蟷螂」
恋愛。1巻完結。冬の山脈に長年いがみ合う二つの部族があり、10年前その争いに終止符を打つため、二つの部族の長がそれぞれの子を政略結婚させる約束を交わす。しかし、その約束の儀は、世代を超えて交錯する人々の想いにより阻まれる。
「付喪堂骨董店」
”不思議”取り扱います。アンティークと呼ばれる不思議な力を持つ道具を巡る話。
「紫色のクオリア」
SF。百合。1巻完結。人間がロボットに見えるという鞠井ゆかりが猟奇殺人事件に巻き込まれて・・・・・・というのはほんの序章に過ぎない。その真骨頂は「1/1,000,000,000のキス」にある。鞠井ゆかりを助けるために頑張る波濤学ぶの物語。
ヤンデレ。×するまーちゃんのためならなんだってできる壊れたみーくんの一人称小説。その独特のキャラクター、文章が病み付きになる。嘘だけど。
「ピクシー・ワークス」
夏。部活。テロ。天才。科学。戦闘機。学園の才女かつ問題児が集う笹島明桜高校・天文部。夏休み直前、生徒会に部費の使い込みがバレた彼女達は、ある依頼を請け負う。それは、かつての戦争で葬られた戦闘機の修理だった。やがて、彼女達は戦闘機に隠された秘密を発見し・・・・・・。これは少女4人のひと夏の出会いを描いた乙女のハイテク青春白書である。
家族もの。異能。これは世界平和を守る一家が織りなす、おかしくあたたかい物語。世界平和を守るため一家の平和を守る、一家でも最弱とも言えるであろう長男の、自分の世界の最小単位である「家族」を守るための、ささやかなる奮闘の物語。家族の全員が世界を救うほどの力を持った異能持ち。世界の危機は迫るけど、家族の問題も重大な局面を迎える。家族って本当にいいものですね。
スペースオペラ。戦記もの。軍師。弱小国家ウェスタディア王国。今、この国に未曾有の危機が迫っていた。隣国のラミアム大公国の大艦隊が侵攻を始めたのだ。自国の艦隊は総指揮官もろとも逃亡してしまう。取り残された書記官・アルファーニと不良軍人・バドエル、その二人の出会いが、奇跡の逆転劇の始まりだった。
「とらドラ!」
恋愛。超ど級ラブコメ。ツンデレ。手乗りタイガー。父親譲りの目つきの鋭さのため、ヤンキーに見られてしまうことを気にしている主人公・高須竜児と誰彼かまわず噛み付く「手乗りタイガー」ことヒロイン・逢坂大河が出会い、それぞれの想い人が自分の親友であることを知った二人は共同戦線を張ることになり・・・・・・。
異世界。ファンタジー。カボチャ頭。戦記もの。毎年、ある季節になると、空から鐘に似た音が降ってくる世界。「御柱」と呼ばれる宙に浮く巨大な柱がある世界。そんな世界にひとつの噂話ー。深夜をまわる頃、「御柱」の一部に、和解女の姿が浮くー事実を確かめに行ったフェリオの前に現れたのは、御柱の中に浮か異装の少女の姿だったー。1人の少年と少女の出会いが歴史を創っていく・・・・・・。
「ある日、爆弾が落ちてきて」
SF。短編集。時間もの。ボーイ・ミーツ・ガール。それぞれの短編は独立していてどれもが面白い。時間をテーマにしているが、それぞれ違った切り口でこの手の作品を読んでなかったなら、そのバリエーションに驚く、はず。個人的には「三時間目のまどか」が好き。←何年も前に読んだのに短編のタイトルまでよく覚えてたものだ。
青春。恋愛。音楽。ロックバンド。クラシック。天才ピアニストである蛯沢真冬と音楽評論家の息子である桧川直己と革命家を自称する神楽坂響子と主人公・直己の幼馴染みの相原千晶、これら4人でバンドをやる話。ラノベにおいて鬼門のひとつである音楽というテーマを描ききった傑作。
「旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。」
青春。旅。「喪失症」と呼ばれる病気、発症者はだんだんと周りの人から存在を認識されなくなり、ついには世界からも忘れ去られてしまう病気が蔓延していく世界で、「少年」と「少女」が1台のスーパーカブで旅をしていく話。旅先でさまざまな人と出会い、「喪失症」と向き合っていく。単巻完結ラノベで必ずと言っていいほど誰かが上げる作品。読み終わったときに何を感じるだろうか。
異能もの。【虚軸】ーー現実世界たる【実軸】より枝分かれした架空の世界。あの出来事がああなっていれば。こんなことができたらいいのに。あんなことさえ起こらなかったらーー人々の空想や願望をもとにして生まれる不定量子の世界。幾つも生まれ、そして滅び消え往く『虚軸』たちは現実にも爪痕を残す。それら異世界の【固定剤】となった少年と少女たち。これは、そんな彼らの日常と非日常を往復する境界線上の、物語だ。〔公式より] 全体的に真っ黒。
恋愛。感動。電撃文庫版、電撃の単行本、文春文庫(電撃の単行本とほぼ同内容)とあるが、ここは電撃文庫版で。不治の病に冒された少女と、その少女がいる病院に入院した少年との伊勢を舞台にしたボーイ・ミーツ・ガール。異能も超常もまったく出てこない恋愛小説。4巻は涙をボロボロ流しながら読んだ。
「扉の外」
ゲーム。修学旅行へ向かっていた主人公が気づいたらクラスメイトと共に見知らぬ部屋に閉じ込められていた。共同体のなかで孤立する主人公、群集心理など、極限状況における人間の醜さを描いた作品。2巻3巻は主人公、クラス、ゲームの内容も変わる。変わるが、ゲームそのもののエグさ、極限状況は変わらない。個人的に2巻は最高傑作だと思う。デスゲーム系が好きになるきっかけになった作品。
ゲーム。「扉の外」と同作者にるゲーム小説。こっちもエグい。次々と展開していくゲームに読み出したら止まらなくなる。イラストレーター:白身魚によるイラストが非常にマッチしている。
「七姫物語」
戦記もの。中華風味。東和とよばれる地域に7つの都市があり、それぞれ先王の隠し子である「姫」を擁立し、天下を狙う話。7つの都市を舞台とした群像劇であるが、中心人物となるのは七人の姫のなかでも最年少の空澄姫。だが、空澄姫の正体は野心家のトエルとテンが連れてきた孤児であった。空澄姫の独特な心理と姫としての成長・都市の成長を見守る物語。
「カレとカノジョと召還魔法」
天使。悪魔。召還魔法。ツンデレヒロイン。天才。主人公・水瀬遊矢は幼い頃、大けがをした幼馴染み・白銀雪子を救うため、悪魔を召還し願いを叶える代わりに代償として「恐怖と緊張」を失うことになる。見所は水瀬遊矢の天才性。「恐怖と緊張」を失っても明晰な頭脳によって悪魔や天使と渡り合う。
「Missig」
ホラー。おまじない。呪い。魔女。部活。怪談。圧倒的な描写によるホラー小説。夜中にトイレに行けなくなるレベル。サブタイトルは「神隠しの物語」「呪いの物語」「首くくりの物語」「目隠しの物語」「合わせ鏡の物語」「生贄の物語」「座敷童の物語」「神降ろしの物語」一番印象に残ってるのは合わせ鏡のあれ。擬音を使った描写が上手くて、すごく痛い。
恋愛。「故郷の星に帰る」と訴える不思議系、松澤。窓を割ってバレンタインチョコを投げ込む女、相馬。そんな二人に翻弄される田村君のおかしくてちょっと切ない恋の物語。(公式より)まあ、ぜんぜん「ちょっと」じゃなかったけどね!(個人の感想です)
ギャグ。桜くんが大好きなドクロちゃんは桜くんを好きなあまり、魔法のアイテム「エスカリボルグ」で撲殺してしまい、「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜」という謎の擬音とともに復活させる話。全編ギャグ。コレでもかというほどギャグ。最終巻が新キャラも登場し、妙にシリアスな展開になり、なぜこれをもっと早くやらなかったとでもギャグ。それがいい。
「いぬかみっ!」
ラブコメ。犬耳。変態。全裸。主人公・川平啓太は犬神・ようこと主従の契約を交わし、いろいろなトラブルに巻き込まれて全裸になったり、全裸になったりしていく。他にも、霊的捜査官・仮名史郎(たまに全裸)や赤道斎(常に下半身露出)などの魅力的なキャラクターが出てくる。イロモノと思いきや、バトル関係はなかなかに熱く、特に最終巻の総力戦はものすごく盛り上がる。ただし、変態。
GENESISの時代。全裸。自動人形。何でもあり。「全裸が服を着ている」という表現が普通に出てくるほど全裸が人名として認識されている。でもしばらくしたら女装と呼ばれるようになる。日本の戦国時代・ヨーロッパの三十年戦争の時代を再現しているなか、「末世」と呼ばれる世界終焉の危機を解決しようと、巨大航空都市艦「武蔵」の面々が、各国に戦争を仕掛けていく話。1000ページ超えは普通です。
「ブギーポップ」
不気味な泡。「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を口笛で吹きながら現れる、世界の危機をきっかけに自動的に現れるブギーポップ、女子高生の間では都市伝説的な存在として知られており、「その人が一番美しい時に、それ以上醜くなる前に殺す」と噂されている。あとがきによると、ひとつひとつの話は独立しており、どこからでも読んでも問題はない。内容は妙に小難しく、あれこれと考えさせてくれる。
ゲーム。2046年という近未来、ニューロリンカーと呼ばれる機器を用いて生活の半ばを仮想ネットワーク上で行われるようになった世界で、「ブレイン・バースト」というアプリをインストールされた現実世界ではいじめられっこの主人公・有田春雪は「ブレイン・バースト」によって現実の時間の一千倍まで思考を加速した加速世界でアバター「シルバー・クロウ」を操り、戦いに身を投じていく。底辺から頂点へと目指す最高のカタルシス。
ゲーム。2022年を舞台に、世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」の正式サービスが開始され、約1万人のプレイヤーが仮想世界を遊んでいると、ゲームマスター兼SAO開発者によりログアウト不可とされる。ゲーム内での死は現実世界の死となり、脱出するには全100層ある「浮遊城アインクラッド」お最上部第100層のボスを倒してゲームクリアしなければならないですゲームに巻き込まれる。主人公・キリトは最前線攻略組のなかで、異彩を放つソロプレイヤー。キリトさんマジぱねえ。
「ソードアート・オンライン プログレッシブ」
ゲーム。もうひとつの「ソードアート・オンライン」。「浮遊城アインクラッド」は100層あると言ったな。あれは真実だ。こちらは第1層づつ順番にじっくりと攻略していく様子が描かれている。本当に100層まで到達するのだろうか完結するのはいったいいつになるのだろうか。
「青春ブタ野郎シリーズ」
青春。恋愛。「思春期症候群」ーー都市伝説のようなできごとが実際に起こっている。そのことを知っている主人公・梓川咲太はゴールデンウィークの最終日に図書館で、野生のバニーガールと出会うことから物語は始まる。ホンットに青春してんなこいつら。
異能。科学。魔術。熱血。魔術などのオカルトを扱う「魔術サイド」と超能力などのSFを扱う「科学サイド」があり、学園都市というオーバーテクノロジーであふれた世界で、魔術でも超能力でも異能なら何でも消し去ってしまう「幻想殺し(イマジンブレイカー)」と呼ばれる右手を持つ無能力者(レベル0)の主人公・上条当麻が、10万3000冊の魔道書を記憶しているインデックスと出会うところから話は始まる。少年マンガ的熱さがある。序盤最大の盛り上がりは3巻。シリーズを通してライバルと呼ばれるような相手が出てきて、最強VS再弱! 心と体のぶつかり合いは必見。
魔法。兄妹。優等生と劣等生。魔法科高校に一組の兄妹が入学する。妹は優等生として、兄は劣等生としての評価を与えられて。妹から兄への恋慕と学校の評価基準の枠に収まらない技術・特殊技能を持った兄の波乱の日々を描いていく。これでもかと言わんばかりの魔法設定、世界観。その緻密に練られたこの世界の常識を劣等生のお兄様が次々とぶち壊していく(身体的にも、精神的にも)。
「はたらく魔王さま」
しごと。庶民はの魔王とその部下、そして勇者。異世界エンテ・イスラにおける魔王と勇者の最終決戦において、勇者に追いつめられた魔王は腹心の部下とともに異世界のゲートを通り、現代日本へと現れる。そこではじまる異世界生活。六畳一間のアパートを借り、ファーストフード店でフリーターから正社員を目指すアルバイト生活に励む魔王。主婦業に励む部下。そして、魔王を追ってやってきた勇者は携帯電話会社の契約社員となり、魔王たちを監視する。庶民派の魔王と勇者が出会い、舞台が現代日本ともなれば、こうなるよねと、期待を裏切らない展開の連続。
「天鏡のアルデラミン」
戦記もの。精霊が人間のパートナーとして実体をもつ世界で、科学者アナライの弟子である主人公イクタ・ソロークが科学的思考をもって、その半身とも言える存在である軍部の名門イグゼム家のヤトリシノ・イグゼムをはじめとした仲間たちとともに軍人となり、戦争へと身を投じていく。この作品の魅力はなんといっても登場人物にも読者にもまったく容赦のない展開。戦争の悲惨さをしっかり描いている。それと同時に、イクタがこの世界ではまだ一般的ではない科学的思考をもって「怠惰に」戦争を渡り歩いていく、その策略によるカタルシスが見所の一つ。
「エロマンガ先生」
ラブコメ。妹。高校生兼ラノベ作家の主人公・和泉正宗とその引きこもり妹・和泉沙霧。実は妹は和泉正宗の担当イラストレーター・エロマンガ先生の正体が妹であると気づき・・・・・・。他の魅力的なキャラクターとともに、展開される話は、ラノベの創作秘話。でいて、やっぱり妹賛歌。
「野崎まど劇場」
野崎まど。短編集。野崎まどの遊び心の方面を凝縮した作品。小説というより、文章、文字、記号を使った・・・・・・何だコレ小説? 短編集とあり、気に入る作品があるかもしれない。ないかもしれない。野崎まど作品に共通する特徴として妙にテンポの良い会話というものがある。この作品もその例に漏れず、軽妙な会話によりシュールな笑いをもたらされる。「なんかおもしろい」
「キノの旅」
短編集。 寓話。「世界は美しくなんかない。そしてそれ故に美しい。」基本は短編集だけど、なかにはちょっと長めの中編もある。キノと名乗る旅人と喋るモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)が様々な国を巡っていく。
魔法士。文句なしの傑作。永遠の冬に閉ざされた22世紀末の地球を舞台に、「魔法」を使えるようになった魔法士たちによる世界の変革を、魔法士本人を含む主人公たちの視点を通じて描く。Ⅴまでのエピソードは話ごとに中心人物が変わり、Ⅵからはそれまでの登場人物が集まってきて、群像劇のように話が展開する(たとえばドラクエ4みたいな感じ)。重厚な世界観のため、情報の初出が多い1巻は特に読みにくく感じるかもしれない。唯一の欠点は刊行ペースが遅いこと。
「マグダラで眠れ」
錬金術。中世ヨーロッパの世界観で、世間から忌み嫌われる錬金術士の主人公・クースラと敬虔な修道女・ウル・フェネシスの交流を描く。さあ喜べ! 今回は緑眼白髪のケモミミ少女だ!
「バッカーノ!」
不死の酒。群像劇。禁酒法時代のアメリカが舞台の1930年代編、現代を舞台にした2000年代編、過去編である1700年代編がある。不死の酒を巡る不死者と人間の物語である。その多数の登場人物によるタイトル通りの「バッカーノ」(イタリア語で「馬鹿騒ぎ」)。多数のキャラクターが登場するため、その関係も複雑である。あのキャラとあのキャラにつながりがあり・・・・・・というのがシリーズ後半になるとたいへんなことに、と同時にもう新しくキャラが出てくるだけで大変な盛り上がり。
「デュラララ!!」
カラーギャング。群像劇。 歪んだ恋の物語。東京の池袋を舞台に都市伝説であった「首なしライダー」を中心に物語は広がっていく。主要人物は表での名前とは別にチャットルームによるハンドルネームが存在し、誰が何を知っているのか、その把握がたいへん。ちなみに「バッカーノ!」と同世界観の話である。
「越差大橋シリーズ」
群像劇。佐渡と新潟の間に架けられた世界一巨大な橋「越差大橋」と、その中央部に造られた巨大な「人口島」。レジャー施設を兼ね備えた観光スポットとなるはずだった橋と島は、不景気等の理由により完成直前に打ち捨てられた。やがて、そこには犯罪者や行き場をなくした流浪人が住み着き、危険な無法地帯となった場所を舞台にした、番犬、猟犬、狂犬、ネズミ、殺人鬼たちの物語。ちなみに「バッカーノ!」「デュラララ!!」と同世界観の話である。
「ヴァんぷ!」
吸血鬼。群像劇。 「この世で最も吸血鬼らしくない吸血鬼」ゲルハルト・フォン・バルシュタインが治める島、グローワース島を舞台に繰り広げる吸血鬼と半人半鬼と食鬼人と人間との物語。話が進むに従い、登場してくる吸血鬼の数もどんどん増えてくる。ちなみに「バッカーノ!」「デュラララ!!」「越差大橋シリーズ」と同世界観の話である。
「世界の中心、針山さん」
都市伝説。短編集。雑誌掲載の短編をまとめた作品。各巻ごとに最終話が書き下ろしとなっており、それまでの短編の伏線を回収しまくり、ハッピーエンドに持っていく。作者・成田良悟の物語をまとめる力が遺憾なく発揮された作品。
「なれる!SE」
SE。とあるブラック企業のシステム開発会社に就職した主人公が、見た目は幼いが実力のある女性上司とともにシステムエンジニアとして激務に追われる様子を描いた物語。女性上司が出てくる以外はだいたい現実に起こること・・・・・・らしい。主人公・桜坂工兵がだんだんと新人離れした実力を手に入れていく。こんな入社1年目がいるかよ!
幼女。人間を怪物化する寄生生物「ガストレア」の出現によって、ガストレアが嫌う黒い金属「バラニウム」で築いた結界の内側に人類が追いやられた近未来を舞台に、ガストレアウィルスとその抑制因子を体内に宿すことでガストレアに対抗する力をもった「イニシエーター」と彼女らを指導する「プロモーター」によって組織された「民間警備会社」の戦いを描く物語。ただし、「イニシエーター」は少女しかいない。いや、幼女かも。そのため命を賭けた闘いに年端も行かない少女が参加することになり、より凄惨さを増すことに成功している。
ジャイアントキリング。人々が望んでも、戦争がなくならない未来。既存の兵器では歯が立たない超巨大兵器「オブジェクト」の登場により、それまでの戦争の常識は一変した。オブジェクトの設計士を目指す学生・クウェンサーは自ら戦場に赴き、オブジェクトのパイロットである「エリート」・ミリンダと出会う。ある作戦以降は、腐れ縁の相棒・ヘイヴィアと共に生身でオブジェクトと戦う日々が始まる。おもいっきりB級映画のノリで戦闘中にも関わらず、ふざけた会話が展開される。だがそこがいい。
「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」
ゲーム。ネトゲ大好きな主人公・西村英騎はMMORPGの「レジェンダリー・エイジ」内で女性キャラへと告白したものの、相手から「ネカマ」だと教えられ、激しいショックを受ける。そして時は流れ、自分が所属するギルド「アレイキャッツ」の面々とゲームを楽しんでいたが、仲間の1人である「アコ」から告白され、結婚することになる。そして、ギルドメンバーが主人公が通う高校の生徒だということが分かり・・・・・・。イチャイチャイチャイチャするバカップルっぷりがみどころ。
アイドル。格闘技。百合。科学技術が発展した近未来の日本。そこでは、アイドライジングと呼ばれるものが人気を博していた。それは、各企業の科学技術の粋を集めて作られたバトルドレスに身を包み、アイドルたちが戦うステージで、人々から厚い支持を得る一大エンターテインメントである。そんなアイドライジングに飛び込んだ少女、アイザワ・モモ。彼女はとある理由から、アイドライジングに勝利することで出る賞金を求めていた。若手女性プロデューサーのオウダ・サイとともに、恵まれた体躯とひたむきさを武器に、アイドライジングでの闘いに挑んでいく。アイドルものであり、スポ根であり、百合ものである。
ラブコメ。童話。古今東西の童話をもとにした登場人物による熱血人情ラブコメその他色々風味な物語。主人公とヒロインは「赤ずきん」をもとにした、森野亮士と大神涼子(オオカミさん)。オオカミさんは典型的なツンデレヒロイン。子供も怖がる凛々しい目と、笑うと覗く犬歯を持つ少女。スレンダーな体型で美脚の持ち主であるが、本人は棟がないことへの深いコンプレックスを抱いている。そんなオオカミさんを主人公・森野亮士くんが仕留めるラブコメである。
「陰陽ノ京」
平安時代。陰陽師。平安時代、陰陽道の名門・賀茂家の出でありながら家職を継がず、文章道に進んだ青年、慶滋保胤。ある日。保胤は安倍晴明の頼みで洛外の外法師の素性を調べに行くことになる。しかしそれは奇縁・宿縁・怨念渦巻く京の闇への誘いに他ならなかった・・・・・・。恋愛もあるで。
「ゼロから始める魔法の書」
魔法。へそ。半人半獣。使い方によっては世界を滅ぼしてしまうほどの大きな力を持つ魔法の書をめぐり、獣人の傭兵と魔法の書の作者である魔女・ゼロが、共にその後を追うファンタジー小説。魔法を使った戦闘もあるが、みどころは傭兵とゼロのイチャイチャ。たぶんイチャイチャ。
「A/Bエクストリームシリーズ」
撃って打って射ちまくる、痛快娯楽アクション小説です。ディビジョン駆除商会のA/B=アンディとボギーは、「ゾーン」ー次元の内に展開する空間ーに巣食う謎の怪物・グレムリン退治を生業にする駆除屋である。この駆除屋たちの戦闘と戦闘と戦闘の物語。
「トリックスターズ」
ミステリ。医学部の推薦を蹴り、魔学部に入学した主人公・天乃原周が騙り手として物語は進み、舞台である城翠大学で1人の魔術師と出会い様々な事件に巻き込まれていく。ミステリとラノベの融合。魔術が出てくるが、できることとできないことが厳密に定義されており、起こる事件を推理して楽しむミステリラノベ。メディアワークス文庫での新装版発売が決まりましたねひゃっほう! 2部待ってます。
「お・り・が・み」
悪の組織。メイド。魔王。聖女。魔人。勇者。巻が進むに従って面白くなっていき、最終巻が最高潮。広げに広げまくった設定を回収しまくる様は圧巻。でもこれ、ノリと勢いで書いてるらしいのよね。
「戦闘城塞マスラヲ」
バトル。ハッタリ。最弱。精霊。世界を律する権利と「聖魔王」の照合を賭けて、隔離空間都市を舞台に、魔人や勇者や吸血鬼や宇宙人や精霊その他諸々が人間と、人間以外の自律した意思を持つ者のペアで頂点を目指して行く「聖魔杯」。その「聖魔杯」に目つきの悪いヒキコモリである主人公・川村ヒデオとそのパートナーである電子のウィルスであるウィル子が参戦。その外見とハッタリだけを武器に並みいる強豪たちを下し勝ち残って行く痛快ストーリー。例によって例のごとく、怒濤のラスト。涙なしには語れない。ちなみに「お・り・が・み」と同世界観の話である。
「レイセン」
退魔。就職。精霊。「お・り・が・み」からのシリーズ読者向けの非常に狭いファン層を狙って感謝の気持ちを込めた公式同人誌的なオマケ作品(作者のあとがきより)が現実になった作品。あの、川村ヒデオが就職をした。今度の舞台は、宮内庁神霊班。巫女や精霊たちとともにまたまた苦難の日々が始まる! ちなみに「お・り・が・み」「戦闘城塞マスラヲ」と同世界観の話である。
ハッタリ。蛇。ファンタジー。ミスマルカという小国を舞台に、そこの王子である主人公・マヒロが巧みな話術でもって大国を相手に渡り合って行く。ちなみに「お・り・が・み」「戦闘城塞マスラヲ」「レイセン」と同世界観の話である。
「薔薇のマリア」
ダンジョン。冒険。ファンタジー。残虐描写もありありで、孤独な侵入者(クラッカー)だった主人公・マリアローズが仲間達を得、成長していく物語。多数の国、ダンジョン、異界生物、キャラクターが登場してくる重厚な物語。 主人公が最弱で、なんの特殊技能も持っていないが、それでも懸命に足掻いていく。毎回死にそうになるハラハラドキドキ感がいい。
「円環少女」
魔法。変態。ロリコン。異世界から訪れる犯罪魔法使いたちを相手に、人知れず日夜治安維持のために戦い続ける非公式公務員の青年である主人公・武原仁と魔法使いの少女であるヒロイン・鴉木メイゼル、そして滅びたはずの魔法大系を使える少女である倉本きずなを中心に21世紀初頭の日本を舞台に繰り広げられるバトルファンタジー。メインヒロインは12歳である。
「レンタルマギカ」
魔法。会社。主人公・伊庭いつきは魔法使い派遣会社「アストラル」の2代目社長。失踪した父に代わり、慣れない社長業に悪戦苦闘しながらも、個性的な社員たちとともに迫りくる敵と戦っていくストーリー。いつきは受力を見ることが可能な魔眼「妖精眼(グラムサイト)」を持っており、普段は眼帯で隠している。 古今東西、あらゆる魔法、魔術が登場し、異種格闘じみた魔術バトルを繰り広げるのが魅力の一つ。
ミステリー。生徒会。安楽椅子探偵。高校で発生するちょっと不思議な事件を話を聞いただけで真相を当てるヒロイン・仙波明希。それを聞いた主人公・成田真一郎が真相を引っ掻き回す御悩み解決ストーリー。ひねくれ具合が良い。
「サクラダリセット」
能力者。咲良田。能力者の存在する街、咲良田に住む主人公・浅井ケイは「記憶保持」の能力を、ヒロイン・春埼美空は世界を最大3日分擬似的に巻き戻す「リセット」の能力を持っている。そんな二人が「奉仕クラブ」に属し、依頼により能力を使いながらも平穏な日々を送っていたが、ある日「マクガフィン」を巡る事件に関する依頼が舞い込んでくる。文章というか世界観がなんというか透明感がある。とてもやさしい物語。
「シュピーゲルシリーズ」
サイボーグ。特甲児童。舞台は西暦2016年の国連管理都市ミリオポリス。極度の少子高齢化と犯罪・テロの増加を背景に児童労働と身体障害児に対するサイボーグ化が認められている世界。国際問題、差別、貧困、テロリズムをふんだんに盛り込んだ未来社会で、警察の飼い犬となた少女たち、公安に属する少女たちが機械の手足を駆使してテロと戦っていく。クランチ文体(作者より)という独特な文章により、超圧縮した情報量でスピーディに物語は展開していく。ラノベらしからぬ重厚でハードな展開が魅力。
「問題児達が異世界から来るそうですよ?」
箱庭。魔王。神。ギフトゲーム。問題児。箱庭の世界を舞台に、異世界からやってきた問題児たちが様々な修羅神仏や悪魔達に立ち向かう物語。神話や童話、歴史上の出来事等、様々なモチーフが存在し、めちゃくちゃに詰め込んだごった煮感があるが、問題児3人の強力なキャラクターにストーリーを引っ張って行ってくれる。強大な敵も出てきて、頭を使ってどうやって攻略して行くのかと考えるのが魅力の一つ。
「ラストエンブリオ」
「問題児達が異世界から来るそうですよ?」の続編的立ち位置。イラストレーターも変わり、主人公も代替わり(?)して、新しく物語が始まる。
「涼宮ハルヒシリーズ」
SF。セカイ系。部活。ヒロイン・涼宮ハルヒが設立した学校非公式クラブSOS団のメンバーを中心に展開する「ビミョーに非日常系学園ストーリー」。主人公である男子高校生・キョンによる一人称形式で話は進む。高校生の日常と、「宇宙人や未来人や超能力者」が活躍するSFチックな展開がある。
「この素晴らしい世界に祝福を」
異世界転移。ファンタジー。魔王軍。全体的に言動がクズでカスでやるときはやる主人公・カズマと、残念女神なトラブルメーカー・アクアと、中二病気味な紅魔族で1日1回しか使いない爆裂魔法以外習得していないアークウィザード・めぐみんと、金髪碧眼で美人でありながら真性のドMであるクルセイダー・ダクネス。この4人のパーティーが冒険者稼業を行ったり、日々トラブルを起こしたりする物語。
「生徒会の一存シリーズ」
生徒会。短編。生徒会役員たちが色んなことを「ダベる」話。パロディを挟んだ日常の話がメインだけど、たまーにシリアスな話もある。
戦争。軍事組織ミスリルの傭兵である主人公・相良宗介がヒロイン・千鳥かなめを護るため高校に潜入することになる。幼少時より戦場を渡り歩いてきた宗介は、平和な日常の常識が皆無であり、その非常識さがコミカルに描かれる。その部分を凝縮した短編と、ハードな戦争がメインとなる長編がある(あと、外伝も)。
「蒼穹のカルマ」
姪。変態。蒼穹園騎士団に所属する女性騎士である主人公・鷹崎駆真は姪の鷹崎在紗のことが大好き。いかなるときも狼狽しない、鉄仮面と称される彼女はある日、空獣警戒の緊急任務が言い渡されたが、即座に拒否。その日、駆真には任務よりも大事なことがあった。全編に渡り、在紗かわいいを理由に世界すらも救ってみせる、その強引さが魅力。
「H+P」
エロコメ。異世界召還。現代日本に住む高校2年の主人公・神来恭太郎(超堅物)は異世界に召還され、そこで5人の王女を相手に世継ぎをつくることに。後宮に入れられ、日々えっちなできごとが巻き起こる。とっても健全に(?)えっちです。
戦記モノ。ファンタジー。英雄。軍師。 架空の大陸「グリア大陸」の南西に位置するベールセール王国を主な舞台とし、王国軍と王国に反旗を翻した反乱軍との戦いを描く。生まれ持った剣の腕と精霊から与えられた力により一騎当千の実力を持つ王国軍の騎士である主人公・アレスと、優れた智略を駆使する反乱軍の指導者であるもう一人の主人公・ジェレイドの、対照的な特徴を持つ2人の視点で物語が進行する。
「黄昏色の詠使い」
ファンタジー。名詠式。召還。任意の物体(生物を含む)をその場に召還する技術である名詠式が体系化された世界で、名詠式専修校のトレミア・アカデミーに通うヒロイン・クルーエル。彼女のクラスに一人の転入生がやってくる。その転入生出ある主人公・ネイトは異端の名詠、夜色名詠式を母から受け継ぎ、完成を目指す少年だった。
「BLACK BLOOD BROTHERS」
吸血鬼。特区。九龍の血統。吸血鬼の兄弟が主人公で、吸血鬼と人間が密かに共存する、日本の架空の都市、「特区」を舞台に、特区に住む吸血鬼と人間に敵対する吸血鬼の一族との戦いを軸にしたストーリーが展開される。巻が進むに従って面白くなって行くので、まずは3巻まで読みましょう。
精霊。デート。ギャルゲー。選択肢。強大すぎる力を持つため人類から排除の対称となっている精霊とデートして、デレさせて、無力化する話。ヒロイン(精霊)の数がどんどん増えてきた! でも一番は士織ちゃんかなー。
「冴えない彼女の育て方」
ギャルゲー。オタクである主人公・安芸倫也は、金髪ツインテのお嬢様で隠れオタク新進同人イラストレーターの澤村・スペンサー・英梨々と、学年1位の優等生の先輩で新進ライトノベル作家の霞ヶ丘詩羽とともに、名前すら知らなかったクラスメイト・加藤恵をヒロインとしたギャルゲー作りを始めていく。ラブコメの皮をかぶったナニカです。イラスト、ラノベ、ギャルゲーと、その創作に一歩も二歩も踏み込んだ傑作。
「オレと彼女の萌えよペン」
マンガ。熱血バトル漫画家としてプロデビューを目指す主人公・君島泉は技術を磨く為にプロ漫画家の生駒アギト先生のアシスタントをすることになったのだが、実は相手は女子高生で。そんな二人が合作でマンガ連載を目指すところからストーリーは始まる。
「ハイスクールD×D」
おっぱい。ラブコメ。熱血バトル。悪魔・堕天使・天使など、神話を題材とした学園ラブコメバトルファンタジー。ドスケベで情に厚い主人公・兵藤一誠が堕天使に殺害されたのをきっかけに普通のにんげんから悪魔に転生し、主人公を転生したヒロインの悪魔と、その仲間たちで悪魔に委託される仕事をこなしたり、悪魔に襲来する敵と戦い、また主人公による影響で恋愛も展開されていく場面を織り交ぜた物語。おっぱいおっぱいしてるけど、バトルが熱血少年マンガ風味。
「金色の文字使い」
異世界召還。主人公・丘村日色はクラスのリア充4人に巻き込まれ異世界に召還される。日色の称号は「巻きも込まれた者」。綴った文字のイメージを発現する魔法「文字魔法」を駆使して、まだ見ぬ料理と書物に出会うため、ひとり冒険の旅に出るストーリー。
「東京レイヴンズ」
陰陽師。現代の東京で発生する霊的災害・通称「霊災」に立ち向かう陰陽師を目指す少年たちの「学園陰×陽ファンタジー」。少年たちの成長を描くとともに、大人たちの戦いもしっかりと描いてある。
「ロクでなし魔術講師の禁忌教典」
教官モノ。ファンタジー。1年間無職を続けていた主人公・グレン・レーダスが魔術学院の非常勤講師として働くことになったが、勤務態度は悪く、仕事を早く辞めたいとやる気のない授業を繰り返す「ロクでなし」。だが、やる気を出したところが見所。
ラブコメ。オタク。主人公・柏田直輝の序盤は痛い言動と、後半はちょっとだけカッコ良くてでも痛い言動と、色々悩んだりもしながら答えを見つけていく。ベッタベタで王道なラブコメ。
「ぼくのゆうしゃ」
異世界召還。ファンタジー。主人公は小学生のミカミトオル。トラックに撥ねられ、気づけば異世界に召還されていた。シリアスもあるが、登場人物を含めどこかちょっとずれている。何回もひっくり返るどんでん返しに期待しよう。
「ゲーマーズ!」
多角関係ラブコメ。登場人物の色々な想いが交錯して複雑に絡み合った人間関係、そして勘違いにすれ違いを重ねて、どうしてこうなったと言わんばかりのままならなさ。期待を斜め上に上回ってくれる予測のつかない展開が魅力のひとつ。
「スカイ・ワールド」
異世界召還。ハーレム。MMORPG「スカイ・ワールド」の世界に飛ばされて閉まった少年、少女たちの冒険を描くファンタジー。クエストマニアである主人公・ジュンとそのハーレムメンバー(語弊あり)とでゴールを目指す物語。
「伝勇伝シリーズ」
ファンタジー。勇者。悪魔。魔眼である複写眼(アルファ・スティグマ)の保持者でありいつも寝てばかりの無気力なライナ・リュート、だんごが大好物であり金髪碧眼で女神と見紛う美貌を持つ剣の一族の出のフェリス・エリス、ローランド帝国の前王の妾の子であり仕事中毒なシオン・アスタール。そんな彼らが世界の命運を賭けて仲間たちを救うため色々頑張る話。
人狼。安楽椅子探偵。月見月見理解という強烈な車椅子ヒロインによる強引な推理もの(?)騙し騙されの人狼ゲームっぽい展開が面白い。
「迷宮街クロニクル」
ダンジョン。日本にダンジョンが発生し、その探索を行っていく一般市民。奇跡なんてものは起きはしない、実力者でさえも一瞬の油断で、そしてちょっとした不運で命を落としていく緊張感が魅力。
「ダン・サリエルシリーズ」
精霊。創作。 ポリフォニカワールドの中の作曲家ダン・サリエルが主人公の話。ポリフォニカの世界観を広げると共に、創作における心構えや苦悩をガッツリ描いてる。
「ばけらの!」
ラノベ作家。妖怪。池袋。池袋に生息する実在のラノベ作家か元ネタである。現実にあった話を元ネタにしており、それを知ってるとより楽しめる。まことラノベ作家とは妖怪である。
「ダンジョンに出会いを求めるのはまちがっているだろうか」
ダンジョン。熱血。ルーキーだった主人公・ベル・クラネルが憧れの剣姫を目指して冒険していく成長譚。サクサク強くなっていき爽快感がある。が、戦う相手はいつも格上であり、死力を尽くした戦闘が魅力。仲間も訳ありが多く、逆境に立ち向かう姿に熱くなる。
「ダンジョンに出会いを求めるのはまちがっているだろうか外伝ソード・オラトリア」
剣姫サイド。高レベル冒険者によるダンジョン深奥の踏破劇であり、ダンジョンの秘密に迫ったりと本編より探索してる部分もある。本編では描かれなかった裏側も描いており、 補完的な意味でも楽しめる。
「落第騎士の英雄譚」
熱血。バトル。異能。能力の低さと周囲の妨害により落第したFランク騎士である主人公・黒鉄一輝が剣術の圧倒的技術により日本一を目指す話。Aランク騎士であるヒロイン・ステラとは相思相愛の関係であると同時に好敵手である。常に不利な状況で格上との戦いでも諦めず立ち向かっていく姿がかっこいい。
「超人高校生たちは異性界でも余裕で生き抜くようです!」
「未来/珈琲彼女の恋。」
「異能バトルは日常系のなかで」
「のうりん」
「織田信奈の野望」
「りゅうおうのおしごと!」
「GJ部」
「ケモノガリ」
「GランDKとダーティーフェスタ」
「ほうかごのロケッティア」
「羽月莉音の帝国」
「脱兎リベンジ」
「花咲けるエリアルフォース」
「アイゼンフリューゲル」
「邪心大沼シリーズ」
「飛空士シリーズ」
「俺、ツインテールになります。」
「妹さえいればいい。」
「我がヒーローのための絶対悪」
「きんいろカルテット!」
「灰と幻想のグリムガル」
「大英雄が無職で何が悪い」
「フレイム王国興亡記」
「豚は飛んでもただの豚?」
「ひとりで生きるもん」
「聖剣の刀鍛冶」
「まよチキ!」
「新明解ろーどぐらす」
「ラノベ部」
「上等。シリーズ」
「緋弾のアリア」
「魔弾の王と戦姫」
「Re:ゼロから始める異世界生活」
「世界の終わりの世界録」
「僕は友達が少ない」
「ゼロの使い魔」
「学戦都市アスタリスク」
「エイルン・ラストコード」
「魔剣の軍師と虹の兵団」
「たまらん!メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれ
てきてよかった。」
「バカとテストと召還獣」
「学校の階段」
「ココロコネクト」
「鋼鉄の白兎騎士団」
「ガブリエラ戦記」
「文学少女シリーズ」
「東雲侑子シリーズ」
「この恋と、その未来。」
「狂乱家族日記」
「魔王城」
「ヒカルが地球にいたころ・・・・・・」
「覇剣の皇姫アルティーナ」
「ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師な件」
「賢者の孫」
「おいしいサンドイッチの作り方」
「[映]アムリタからの野崎まど作品」
「くじびき勇者さま」
「六畳間の侵略者!?」
「宅配コンバット学園」
「ベン・トー」
「テルミー」
「六花の勇者」
「Dクラッカーズ」
「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」
「クロックワーク・プラネット」
「生徒会探偵キリカ」
「ラン・オーバー」
「ぷりるん」
「戯言シリーズ」
「人間シリーズ」
「空の境界」
「マルドゥック・スクランブル(旧版、完全版、新装改訂版)」
「ログ・ホライズン」
「オーバーロード」
「BEATLESS」
「know」
「図書館戦争」
「GOSICK」
「自衛隊3部作」
「化物語シリーズ」
「DDD」