Fate/Apocrypha 1 「外典:聖杯大戦」
【ネタバレ注意】
あらすじ
かつて、冬木と呼ばれる街では七人の魔術師と英霊たちによる聖杯戦争が執り行われていた。たが、第二次世界大戦の混乱に乗じて、とある魔術師が聖杯を強奪。数十年が経ち、その聖杯を象徴に掲げたユグドミレニア一族は魔術境界からの離反、組織の独立を宣言。怒れる魔術協会は刺客を送り込むが、彼らが召還したサーヴァントによって返り討ちに遭う。サーヴァントに対抗するにはサーヴァント。聖杯戦争のシステムが変更され、七騎対七騎という空前絶後の規模の戦争ーー聖杯大戦が勃発。一方、聖杯大戦の審判として十五人目のサーヴァントーージャンヌ・ダルクが召還される。彼女は自分が召還されたことへの疑念を抱きながらも、舞台となる街トゥリファスへと赴くが……。「Fate/stay night」「Fate/Zero」とは異なる新しいFateの世界、外典の聖杯戦争、ここに開幕!
【ネタバレ注意】でお願いします。
「あ、はい。それではジャンヌと、そうお呼び下さい」
なんて可憐な乙女なんだろうか。
さあさ。なるほど外典とはそういうことですか。あの時点からのルート分岐した世界という認識でいいのかしら。
まさしく大戦。七騎対七騎ということで、登場するサーヴァントが多いよイラストが追いついてないよ。後々イメージの齟齬が出てきそうな気がしないこともない。
あまり伝記などに詳しくない私でも知っている英霊がちらほらと登場してきてありがたい限りです。そりゃあ背景などを知ってる方が断然面白いわけで。なかでもジャンヌ・ダルクがかわいいことかわいいこと。某青ひげさんが心酔するのも納得。
1巻の時点では、顔見せとちょっとした小競り合いとで、宝具も使ってないし、まだまだ序盤も序盤な感じですけど、最終的にはプロローグへと帰結するのかと思ったり。
赤の陣営と、黒の陣営と、それともルーラーか。いったい誰が主人公なのだろうか、それとも全員が主人公なのだろうかと、期待に胸を躍らせつつ、次を読んでいきます。