うーちゃんの小箱

【ネタバレ注意】

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あらすじ
 
 
「うーちゃんのほのぼの四コマ漫画」で新人賞を取った氷見伊助。授賞式で、大賞作家の天奈優衣から親切に声をかけられるが…「私、うーちゃんが好きです」「ありがとう。だが、俺はヴァリジーナ姫のファンじゃない」持ち前のひねくれ根性で喧嘩を売ってしまう。でも、その事件をきっかけに優衣と一緒に暮らすことになって!?リアルな感情が揺れに揺れる、ひねくれ青春ストーリー!!第20回スニーカー大賞“優秀賞”受賞作!
 
 
【ネタバレ注意】でお願いします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「私も好きです。この言葉に嘘は無いです」
 
 
なんだかよくわからない不思議な作品でした。
主人公が終始悩んでて、それが可愛らしいイラストと脳内妄想によるうーちゃんとの会話とが合わさって、なんだろうよくわからない。
こういうとこがあらすじにもあった「リアルな感情」ってことになるんだろうけど、いや確かに間違ってはないんだけど、予想してたのよりもかなり雰囲気が違いました。
表紙にもなってる甘奈優衣がメインヒロインであることは間違いないんだけど、優衣とその妹である深月と主人公で同棲生活が始まるんだけど、優衣の側にも問題があるのはいいんだけど!  伊助と優衣の高校が別ということに始まり、伊助の問題が所属していた文学部に関係していることもあり、こっちにも可愛い女の子が出てくるものだから、ストーリーよりもキャラをメインで読んでるとかなり戸惑います。同棲してる割には恋愛という比重は小さかったし。
そもそも、脳内にうーちゃんがいる時点で全部持ってかれてるような気もします。