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ヴァルハラの晩ご飯 ~イノシシとドラゴンの串料理~

【ネタバレ注意】

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あらすじ

 
神界の台所“ヴァルハラキッチン”の夕飯時はいつも大忙し!ボク、喋れるイノシシのセイは主神オーディンさまの指名を受けて、そのお手伝いに来たんだ。―『料理される側』としてね!いや、確かにボクは「一日一回生き返る」っていう不思議な力を持ってるけど、でもだからって「毎日死んでご飯になれ」ってひどすぎない!?…まあそのおかげで、美しくて可愛い戦乙女・ブリュンヒルデさまのお傍にいられたりするから、すべてが辛いわけじゃないんだけど…。って、あれ、神界ナンバー2のロキさまがなぜここに?え、神界のピンチだから一緒に来い!?いやぁ、ボクただのイノシシですからってうわあああぁー。第22回電撃小説大賞“金賞”受賞作!神々の台所を舞台に贈る“やわらか神話”ファンタジー!
 
 
【ネタバレ注意】でお願いします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
「セ、セイさん……! 分かりました。このご恩のお礼は、その時が来るまでたっぷり温めておく事にしますね」
 
 
ロリババアは最高です。……おっと間違えた。ヤギの搾乳ならなんの問題もありませんね! ……あっこれでもなかった。毎日晩ご飯として食べられるイノシシが主人公なんだけど、これは良質のラブコメ。バトルもあったりするけど、ブリュンヒルデさまとのラブコメをもっと! もっと!!
なるほど北欧神話をネタにしているだけあって、見知った名前の出てくること出てくること。だけど、こんなイノシシは初めて見たぞ。まさしく食べられるために生まれた存在と言っても過言ではないほどの特性により、コレだけですべてを持っていきかねない勢いですが、ちょっと待った。この作品の見所はイノシシの主人公・セイくんと戦乙女・ブリュンヒルデさまとのラブコメにあります。バトル? そんなものは飾りです。メーンディッシュはラブコメです。(大事なことなので2回
 
第22回電撃小説大賞の金賞受賞作ということですが、たとえ人化できるとはいえ主人公がイノシシというのは若干アタマオカシイと思わなくもないですが、ラブコメ描写も楽しめたし、世界観説明も違和感なく入り込めたのでそこら辺の力はあると思うので、あとは他の作品と差別化を図れる何かを……と思ったけど主人公がイノシシという時点で十分にはかれてましたねハイ。セイくんの出生の秘密もまだ何かありそうで、続刊でその辺りに期待したです。