魔法使いなら味噌を喰え!

【ネタバレ注意】

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あらすじ
 
「魔法」という不可思議な力の存在が明らかになってから、約100年。人類は科学に匹敵する「力」として、魔法の研究にまい進した。しかし、魔法抑止物質「MISO」―the Material of an Impediment to the Sorcerer’s Ordersが発見されたことで、「魔法」は、特別なものではなくなり、ただの一技術として扱われることになった―。それはそれとして、魔法学校に通う高校生・八丁屋将太が朝、味噌汁を味わっているところに乱入してきたのは、魔法発祥の地・マジエールのお姫様で―。第1回講談社ラノベ文庫新人賞“大賞”受賞作が登場。
 

 

 

【ネタバレ注意】でお願いします。

 
内容とは関係なく。作中のキャラに自分の本名が使われたのは初めての経験です。なんか変な感じ。これがさらにアニメになったりして、自分の名前を連呼されてる人の気分はいかほどでしょうか。
 
 

 
 
 
「MISOエキスを散布すりゃいいだろ」
 
MISO。味噌。ミソ。みそ。
 
魔法のバトルのコメディな作品を読んでたはずなのに味噌がゲシュタルト崩壊してくるほど味噌が出てくる作品です。いや、魔法を味噌で無力化できるというのは面白い設定だと思うんですが、なぜに味噌!? お腹が減ってくるじゃないですかちくしょー。
 
バトルもしっかりあるんですが、戦ってる最中も味噌がこう頭をチラついてて、まったくシリアスになれてないというか、これはコメディですね。展開としてはお約束がたっぷりあります。出会いは空から美少女が、だが味噌! 美少女は転校生で、しかも同棲することに、しかし味噌!! 王女の偽の恋人役を演じることに、でもやっぱり味噌!!!
……味噌味噌言いましたが、実はそこまで出てこなかったような気もします。まあ、あのインパクトに全ての印象を持ってかれたと言いますか。
いや、もう一つ印象的なものがありました。カバです。あの動物のカバです。二足歩行で女の子の格好をしてるカバです。なぜにカバ!? 
 
好きなキャラはアルテミシアです。