Fate/Apocrypha 5 「邪竜と聖女」
【ネタバレ注意】
あらすじ
『虚栄の空中庭園』にて、遂に〝黒〟のサーヴァントと〝赤〟のサーヴァントが激突した。夢に手を伸ばしながら、次々と散っていく一騎当千の英雄たち。一方、〝赤〟のマスターである天草四郎時貞は遂に人類救済の夢に手をかけていた。第三魔法「天の杯」による魂の物質化。即ち、全人類の不老不死化。ルーラー、ジャンヌ・ダルクはその願いの正しさに迷いながらも、旗を手に立ち向かう。誰が正しく、誰が間違っているのか。善も悪もなく、秩序も混沌もなく。互いの譲れぬ想いが交錯したとき、 焔は再び聖女を包んだ。受け継いだものはなく。託されたものもなく。けれど、そこには確かに生まれたものがあった。天草四郎時貞が捨てたものを最後の武器として、ジークは最後の戦いに挑む――!外典の聖杯戦争ついに完結!
【ネタバレ注意】でお願いします。
「ーー私は、貴方に恋をしています」
ああ、終わってしまった。
思ってた通り、密度の濃いこと濃いこと。残ったサーヴァント達が次々と戦っては散って戦っては散ってゆくので、なんとも息つく暇もないことに。